晃華学園小学校において、「高階教諭が伶龍君に加えた暴行に関して、晃華学園に行動を起こした事」と、
「晃華学園理事長石上が、所沢児童相談所に『虐待通告』を行なった事」との間に時系列的な相関があるかどうか、統計学の専門家が分析した結果です。
時系列的相関を示すグラフと、数理統計学的解析報告書の一部引用です。
2011年11月29日(理事長石上が初めて児相通告を行なった日)から2013年5月1日(伶龍君が児相送致された日)までの519日間を対象とします。
事象A:水岡不二雄氏が、高階教諭の体罰(暴行)について抗議等行動を起こした回数。4回
事象B:晃華学園理事長石上が所沢児童相談所に「虐待」通告を行なった回数。6回。
「虐待」通告(事象A)が、抗議等の行動(事象B)と独立して無関係に行われたと前提し、通告が行われた時期について、ランダムに1,000回のシミュレーションを行ないました。これと、現実の「虐待」通告の時系列パターンとを比較して、数理統計検定を行ないます。
〔現実〕水岡不二雄氏の抗議と、晃華学園理事長石上の児童相談所通告の間の日数の間隔は23日(中央値)です。
〔仮定=帰無仮説〕水岡不二雄氏の抗議と、晃華学園理事長石上の児童相談所通告について、独立・無関係としてシミュレーションを行った場合、両者の日数の間隔は111日(中央値)です。
〔結果〕現実の日数の間隔のほうが、独立・無関係としてシミュレーションを行なった場合の間隔よりもはるかに短いことがわかります。つまり、現実と帰無仮説との間に明確な違い=有意差が認められます。
〔統計学的検定〕それでも、この違いは単なる偶然にすぎないと主張されるかもしれません。そこで、偶然にこの有意差が起こる確率はどれだけか、数学的に検定しました。すると、水岡不二雄氏の抗議と、晃華学園理事長石上の児童相談所通告が、この時系列パターンにも拘らず無関係に起こる確率は2,000万分の1です。これはサイコロを9回振って同じ目が続いて出る確率より低いのです。つまり、水岡不二雄氏が高階教諭の体罰に対して行動したことが原因となって、晃華学園理事長石上が児童相談所に通告を行なったという因果関係が合理的に結論されます。